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綺羅星は死んだ

残暑冷めやらぬ都会の喧騒 息が詰まる

得意の空想さえも思考が堂々巡りになってはリフになる

 

道路に横たわる蝉 誰かの影と重なる

戻れなくなってからやっと気づいた、「当たり前」の大きさに

 

僕1人だけの桃源郷 望んだっていいじゃないか

君がいなくたって世界は変わるし変わらないんだからさ

 

残暑冷めやらぬ都会の喧騒 息が切れる

「この愛は永遠です」とっくに冷めてるんだよ、嘘つき!

 

君1人さえも幸せにできなかった、最低だね

僕の存在なんてちっぽけ過ぎて考えるのもバカバカしい

 

もうロマンチックにはなれない

愛を叫ぶことも二度とないだろう

嫌い嫌いがキラキラリ 頬を伝っては落ちた

 

「ここまで引っ張ったストーリーがハッピーエンドじゃなきゃ認めない!」

うるさい、黙ってろよ 外野が指図なんかするなよ 全部バカバカしい

 

もうロマンチックにはなれない

愛を叫ぶことも二度とないだろう

嫌い嫌いがキラキラリ 頬を伝っては

 

もうロマンチックにはなれない

愛を叫ぶことも二度とないだろう

嫌い嫌いがキラキラリ 頬を伝っては落ちた

 

「何も無い」がそこにあるから、まだ……

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